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人工透析(透析センター)の特色 |
慢性疾患の患者様が自宅近くで治療できるようにと、平成10年に行田市内初の透析治療施設として稼動しました。以来、当院透析センターは地域の皆様とともに歩んできました。 平成22年からは、増築に伴い面積も大幅に増やし、名称も「透析センター」としてリニューアル。現在、透析ベッド数は18床で、約30~40名の透析患者様がいらっしゃいます。
当院の透析センターでは、埼玉県北部地域では初めてとなるOn‐Line HDF療法(オンラインHDF療法・血液濾過透析療法)をすべての透析装置で提供しております。 これにより、すべての患者様にHDF療法(血液濾過透析療法)を行うことができます。 このオンラインHDF療法(血液濾過透析療法)では、通常の血液透析では除去困難な老廃物を除去することができ、透析治療に伴う血圧低下や、貧血、食欲不振、関節痛、イライラ感、皮膚の掻痒感、色素沈着といった症状に効果を発揮します。
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治療対象 |
1.慢性腎臓病(糖尿病性腎症、原発性糸球体腎炎、ネフローゼ等) 2.急性腎不全(急性尿細管壊死、急速進行性糸球体腎炎、腎前性・腎後性腎不全など) 3.特殊血液浄化療法 1) 急性薬物中毒 2) エンドトキシン吸着療法 3) LDL吸着療法 4) 全血漿交換・二重ろ過血漿交換療法 5) C型肝炎ウィルス除去療法
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「長期入院透析」について |
透析治療が必要な患者様の高齢化も進んでおり、通院による外来透析での負担は大きくなっています。 そこで当院では、長期入院透析患者様の受入れを開始いたしました。
透析治療を受けられている方で、 ・ご自宅や施設での透析継続が難しい方 ・急性期治療後、リハビリテーションが必要な方 ・胃ろうやカテーテル等を設置している方 ・その他の基礎疾患や脳血管障害等で通院透析困難な状態や合併症がある方 ・認知症や障害等で、日常生活に介助が必要な方
その他、さまざまな問題でお困りの患者様・ご家族様は、当院地域連携室(TEL048-553-2060)までお問い合わせください。
・医師、看護師、臨床工学技士、管理栄養士等のチームで、良質な透析医療を提供します。 ・長期入院のご希望や多様な医療ニーズにお応えし、快適な療養生活が提供できるよう努めます。 ・透析導入時の教育入院やリハビリテーション、服薬管理等の自立に向けた指導を行います。 ・空床状況によりますが、関連施設(特養・老健等)に入所しての通院透析も可能です。
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その他 |
より良い透析環境を作るために…。
オンラインHDF療法(血液濾過透析療法)を導入するにあたり、命の源である「水」こそが大事、との考えから環境作りに取り組んでおります。
現在、透析液の清浄化対策としては、”「超」純度の高い水"「ウルトラピュアー水」を使用しております。
今後も、当院「透析センター」は、「元気で長生きできる透析」を目標に頑張っていきます。 |
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病棟面会時間 平日・土曜 15:00~20:00 日曜・祝日 10:00~20:00
〒361-0021 埼玉県行田市富士見町2-17-17 048-553-2000(代表) 048-553-2009(FAX) |
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